スマートフォン持込禁止の環境でのMFA
工場、コールセンター、金融機関のディーリングルーム、医療機関の機密区画など、スマートフォンの持込みが禁止された環境では、認証アプリやSMSを前提としたMFAがそもそも使えません。ハードウェアキーが実務上唯一の選択肢になります。
結論
スマホ持込禁止区画に立ち入る社員には、個人差なく全員にハードウェアキーが必要です。区画外で通常業務する社員は、従来どおり同期パスキーで問題ありません。区画への出入りの有無で対象者を分けてください。
ハードウェアキーが必要なケース、不要なケース
| 環境 | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 区画外で通常業務し、私物スマホの携帯・利用が可能 | 同期パスキーで可 | 認証アプリが問題なく使える |
| 工場・コールセンター・金融ディーリングルーム・医療機関の機密区画など、スマホ持込禁止の区画に立ち入る | ハードウェアキー | 認証アプリ・SMSともに受信・操作できない |
USB-A/CとNFCの選び方
区画内のPCの接続端子に合わせて選びます。デスクトップPCが中心で入れ替えの少ない環境ではUSB Type-A、ノートPCやUSB-C専用機が中心の環境ではUSB Type-Cを選んでください。スマートフォンの持込みができない前提のため、NFC対応の有無は選定上の優先度が下がります。
共用PCと組み合わせる場合
区画内に個人専用PCがなく、複数人でPCを共用する場合は、共用PC・キオスク端末の認証もあわせてご確認ください。
必要本数の考え方
本番用とバックアップ用で1名2本、予備10%が標準構成です。100名なら220本。区画内での紛失は持ち出し困難な場合が多い一方、忘れて出勤するケースに備えてバックアップ本数は削らないでください。製品ページの計算機で人数から本数と概算が出ます。
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